『地域に伝わる神楽面が一同に始まりを告げる、諸塚の夜神楽』
諸塚村には「南川神楽」、「戸下神楽」、「桂神楽」の3つが伝えられています。諸塚神楽の特筆すべき特色は、200体を越す神楽面が残っていることです。神楽の始まりをつげる「舞入れ」の際に、それらの神面が一同に並んで道神楽を舞う姿は他に類を見ない壮観さです。また床の高い神高屋を民家に接して設けることや、来賓や観客をもてなすために、近隣の民家を「脇宿」として定め、地域ぐるみで役割を担うのも特徴です。
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