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〈神〉が生まれた、その場所へ

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国と神を生んだイザナキ・イザナミのパワーみなぎる聖地をめぐる
宮崎市内には、古事記の冒頭部分、〈国生み〉の神であるイザナキノミコト・イザナミノミコトにまつわる場所が数多くあります。神社や地名などに言い伝えが残され、パワースポットとしても紹介されることが多い場所。旅のはじまりに、まず、パワーみなぎる聖地をめぐります。
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アクセス
マップ
江田神社
江田神社
ひっそりとした森にたたずむ神社に祀られているのは、日本最古のご神体であるイザナキノミコトとイザナミノミコト。朝、美しい木漏れ日の中を歩いていると、清らかなパワーが感じられます。中でも参道のクスノキはパワーが得られると口コミが広がり、触れたり抱きついたりする人の姿も。毎日9時から16時までは、無料で観光ボランティアガイドが受けられます。
徒歩約8分
みそぎ池
みそぎ池
イザナキノミコトは、妻イザナミノミコトを連れ帰ろうと入った黄泉の国から戻り、この池で穢れをはらうため禊を行ったといわれています。この時、左の目を洗うと太陽神アマテラスオオミカミが、鼻を洗うと八岐大蛇(やまたのおろち)退治のスサノオノミコトが生まれたと伝わります。白い御幣が立てられ、きりっとした空気が漂う池。黄色い睡蓮が埋め尽くす初夏は最も美しい季節です。
車で約5分
住吉神社
住吉神社
イザナキノミコトが禊をした際に、池の中で生まれた住吉三神を祀っています。アマテラスやスサノオの兄神にあたります。創建から2400年といわれ、全国二千余の住吉社の元宮として、「元」の社紋が伝わっています。「願いが神に召されるように」との願いを込めるしゃもじ型の絵馬にも社紋が。海の神であり、本殿前の清めの真砂をいただくことができます。
車で約30分
小戸神社
小戸神社
祓詞(はらいことば)に謡われる「日向の橘の小門(おど)の〜」とあるように、かつては大淀川河口の沖合い・小戸の瀬に創建され、「小戸さま」と親しまれてきました。後に宮崎市中心部の上野町、1932(昭和7)年に現在の大淀川左岸の静かな住宅街へと遷座しています。主祭神はイザナキノミコト。今でも大晦日に大淀川で禊をする神事「みそぎ祓」が行われています。
おすすめ立ち寄りスポット
宮崎県庁舎
宮崎県庁舎
1932(昭和7)年に建設された本館は、現役の庁舎としては日本で4番目に古い建物。見学もできる。隣接する「みやざき物産館KONNE」でお土産もチェック。
宮崎市フェニックス
自然動物園
宮崎市フェニックス自然動物園
約100種1200点の動物を飼育。美しい飛翔が見られるフラミンゴショーやゾウの散歩、ヤギの大行進など、動物たちとふれあえる。遊園地コーナーも。
フローランテ宮崎
フローランテ宮崎
花々と広大なグリーンの芝生が迎える市民の憩いの場。春のチューリップセンセーション、夏のランタンナイトや冬のライトアップなど、四季を通して楽しめる。
平和台公園
平和台公園
神武天皇即位紀元2600年記念で造られた平和の塔を中心に整備された。1964(昭和39)年の東京オリンピックの際、国内聖火リレー第2コースの起点となった。
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