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神武東征@生誕〜出立ルート

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神武天皇の産屋や水浴び場 豊かな大自然が今も残る
南の天孫降臨の聖地とされる高千穂峰の麓に、初代天皇とされる神武天皇ご生誕の地・高原町があります。「神武のふるさと」高原町は、神武天皇が幼少期を過ごし、地名などに名残を残しています。15歳で宮崎市へ。神武天皇の幼少期から青壮年期までをたどるルートです。
ストーリー
アクセス
マップ
皇子原(おうじばる)神社
皇子原(おうじばる)神社
高千穂峰の麓・高原町は、神武天皇生誕の地といわれています。「皇子原神社」は産屋があった跡といわれ、本殿後背にある産婆石(うべし)付近で生誕されたと伝わります。皇子原古墳群には6基の古墳があり、その1号墳に神社が建てられています。一帯の公園内にある神武の館には、人形で神話のシーンが再現され、無料で観覧できます。桜や300万本の彼岸花が彩る季節は特に美しい景観が広がります。
車で約2分
狭野(さの)神社
狭野(さの)神社
神武天皇の幼名は、狭野尊(サノノミコト)といいました。「狭野神社」は、主祭神であるミコトの名に由来しています。朱塗りの門をくぐると、杉並木の長い参道が続いています。今から約400年前に植えられ、狭野の杉並木として1924(大正13)年に国の天然記念物に指定されました。かつては宮崎神宮の別宮であり、神宮の拝殿・本殿、宝物を展示していた旧徴古館は、狭野杉を使って建てられています。
車で約10分
御池
御池
神武天皇が幼少時に水浴びをして遊んでいたと伝えられています。高千穂峰を正面に望む「皇子港」は、御池に7つあった港のうちの一つです。御池は、約4600年前の霧島山の噴火によりできた火口湖で、湖底はすり鉢状になっていて、水深100mもあるそう。自然が守られ、周囲の森は野鳥の楽園となっています。
車で約50分
宮崎神宮
宮崎神宮
神宮を守る広大な森は野鳥の楽園と呼ばれるほどです。初代天皇とされる神武天皇が東征以前に周辺の地に宮を置いたといわれ、主祭神として祀られています。境内には、皇族の方々の御手植えの木々が育ち、さらに緑を濃くしています。毎月の1日詣でや七五三をはじめ、春の流鏑馬や秋の大祭(神武さま)など、今も地元で篤く信仰されています。
車で約5分
皇宮(こうぐう)神社
皇宮(こうぐう)神社
神武天皇は、皇太子に即位された15歳の時に高原を発ち、宮崎のこの付近に移られ、ここで45歳までを過ごしたといわれています。その「皇宮屋(こぐや)」と呼ばれる皇居跡に建てられているのが、神武天皇を主祭神とする宮崎神宮摂社「皇宮神社」です。周囲を巨木が取り囲み、静かな中に凛とした空気が漂っています。眼前に大淀川の流れを、遥か西方に霧島を望む地です。
車で約5分
平和台公園
平和台公園
1940(昭和15)年、神武天皇即位紀元2600年記念として造られた、高さ37mの平和の塔を中心に整備されました。塔前の芝生広場の中心に立って手を叩くと、不思議な音がこだまします。宮崎市街地を一望し、カフェやはにわ園、アスレチック広場、自然散策路などがあり、宮崎市民の憩いの場。1964(昭和39)年の東京オリンピックの際、国内聖火リレー第2コースの起点となりました。
おすすめ立ち寄りスポット
高原駅
「駅サイティング市」
高原駅「駅サイティング市」
JR吉都線高原駅構内では、県内でつくられた農畜産物や海産物、雑貨などを販売している。新燃岳噴火の降灰を利用した灰干し肉、手作り団子などが並んでいる。
御池野鳥の森公園
キャンプ村
御池野鳥の森公園キャンプ村
美しい御池湖畔のキャンプ場。釣りや森林浴、約130種の鳥類が生息する“野鳥の森”でバードウォッチングも楽しめる。コテージやバンガローがあり、キャンプファイヤーもできる。
高千穂牧場
高千穂牧場
霧島連山を眺めながら、牛や羊たちとふれあえる牧場。牛舎見学や乳しぼり、ポニー乗馬の体験もできる。ソフトクリームやチーズ、ヨーグルトがオススメ。
宮崎県総合博物館
宮崎県総合博物館
宮崎の自然史や歴史、民俗などを紹介している。自然史展示室には、宮崎の森が再現され、動植物の様子を見ることができる。独特の建築様式を持つ民家4棟もある。
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